
写真から余分な色を削ぎ落とす — Snapseed × LowResoEditor 実践ガイド
スマホで撮った写真を、色数を大胆に絞ったグラフィカルな一枚に変換してSNSに投稿したい。そんな気持ちはあるけれど「どこから始めればいいの?」と思ったことはありませんか。
このガイドでは Snapseed で写真を整えて、LowResoEditor に引き渡し、最後は共有機能でそのままSNSに投稿するまでを実例で紹介します。途中で「白がピンクになった」という色トラブルの解決法も含めて、そのまま使えるワークフローをまとめました。
Step 1 — Snapseedで写真を磨く
まず素材となる写真をSnapseedで仕上げます。LowResoEditorは色数を大幅に削減するので、明るさとコントラストが適切に整っているほど変換後の発色がよくなります。

露出・シャドウ・ホワイトバランスを調整して、潰れや飛びがない状態にしておくのがコツです。

調整が終わったら 共有 → Low Reso Editor を選ぶだけ。Snapseedから直接アプリに画像が渡るので、ファイルを保存し直す手間がありません。この「共有でそのまま渡せる」流れがこのワークフローの最初の快適さです。
Step 2 — Median Cutで色数を削る
LowResoEditorに写真が読み込まれました。

まずは Median Cut アルゴリズムで色数を絞ります。Median Cutは画像が持つ色分布を分析して、見た目を保ちながら最適な色を自動で選んでくれる方法です。
32色 vs 16色

32色だとポスターっぽさは出るものの、まだ色が細かく分かれていて「写真が絵になった」感触には少し物足りない。

16色にすると、余分な色が削ぎ落とされて写真が一気に「絵」として際立ちます。ただし——よく見ると白いはずの部分がピンクになっています。これはMedian Cutが全体の色分布から最適色を選ぶため、特定の色(白・黄色など)が割り当てから外れることがあるからです。
「このままでいいかな」と妥協したくなりますが、ここで諦めるのはもったいない。パレット機能を使えばちゃんと直せます。
Step 3 — パレットを編集して白を取り戻す
一時保存でパレットをキャプチャ

まず16色の変換結果を パレットに一時保存 します。これでMedian Cutが選んだ16色がそのままパレットに記録されます。
オリジナルパレット → 一時保存を開く


メニューから オリジナルパレット → 一時保存したパレットの編集 と進みます。
白と黄色を追加する


色を追加 で白と黄色系を2色足します。これで「元画像に白があれば白に、黄色系なら黄色に変換される」パレットが完成します。
固定パレットで再変換

変換設定を 固定パレット → 一時保存パレット に切り替えます。これでMedian Cutではなく、自分で作ったパレットで色が割り当てられます。
Step 4 — 解像度を選ぶ
パレットが決まったら、あとは出力サイズを選ぶだけ。

256px — 情報量は多いが「ちょっと普通の写真に近い」印象。

192px — ドット感と視認性のバランスが絶妙。SNS投稿にちょうどよいサイズ感。

64px — ここまで荒くなると何の写真かわかりづらくなります。アイコンやサムネイル向け。
写真の被写体や目的に応じて調整してみてください。人物・風景・食べ物など、被写体によって「ちょうどいい粗さ」は変わります。
Step 5 — 共有でそのままSNSへ

仕上がったら 共有 をタップ。TumblrでもInstagramでも、iOSの共有シートに対応しているアプリなら何でも直接投稿できます。画像を保存してからアプリを開く必要がなく、Snapseedからスタートしてここまで一本道です。
まとめ:3つのポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 共有でシームレス連携 | Snapseed → LowResoEditor → SNS がアプリを行き来しながらつながる |
| Median Cutで自動減色 | 色数を指定するだけで最適な16〜32色を自動計算 |
| パレット編集で色を制御 | 「白がピンクになる」などの問題を手動で修正できる |
Median Cutに任せるだけでも十分かっこよく仕上がりますが、パレット編集を覚えると「思い通りの色」にコントロールできるようになります。ぜひ一度試してみてください。