
LowResoCamera に実機風フィルタとレトロパレットを追加しました
LowResoCamera に、写真をより「その機種で撮った感」に近づける新機能をまとめて追加しました。実機風フィルタ、レトロゲーム機風パレット、色計算モードの3本柱で、撮った瞬間からノスタルジックな1枚に仕上がります。

設定画面には「出力倍率」「色計算モード」「実機風フィルタ」といった項目が新たに並び、これまで以上に撮影の質感を細かくコントロールできるようになりました。
実機風フィルタで「その機種で撮った感」を再現

今回の目玉が実機風フィルタです。減色とは独立したレイヤーとして、ビネット・粒状ノイズ・色収差・ブロックノイズなどを組み合わせ、あの頃のカメラで撮ったような質感を再現します。
- 初代デジカメ風 — ブロックノイズと控えめな彩度、少し紫がかった色かぶり
- ガラケーカメラ風 — 高彩度でくっきり、青みがかったホワイトバランス
- トイカメラ風 — 強いビネットと色収差で周辺がぐっと沈む
- インスタントカメラ風 — 明るめ・低コントラストで、粒状感と色褪せが漂う
- モノクロフィルム風 — 高コントラストなモノクロにフィルム粒子を重ねる
既存の色数・パレット設定を上書きしないので、お気に入りのレトロパレットと組み合わせて使えます。
レトロゲーム機風パレットとカスタムパレットに対応

パレットのラインナップにも、レトロゲーム機を思わせる配色を大きく追加しました。
- 携帯ゲーム機風グリーン4色 — 初代の携帯ゲーム機のような単色液晶4階調
- 8bit据置機風16色 — 8bit世代の据置ゲーム機を思わせる16色
- レトロPC風16色 — やや渋めの高彩度トーンでまとめた16色
- レトロ4色モード — シアン・マゼンタ・白・黒の懐かしい4色モード
- 8bitマイコン風15色 — 少数の基本色×明暗2階調でまとめた15色
いずれも特定ハードウェアの公式パレットをそのまま複製したものではなく、著作権に配慮して独自に定義した近似色です。さらに、JSONファイルからのカスタムパレットのインポートにも対応したので、自分だけの配色で撮影することもできます。
色計算モードで速度と精度を選べる

減色時の色マッチングに使う計算方式も「自動」「高品質」「高速」から選べるようになりました。自動は従来通り画像サイズに応じてRGB距離とCIEDE2000を自動で切り替える設定ですが、高品質を選べばサイズによらず常に人の目に自然な色合いを追求でき、高速を選べば処理速度を優先できます。
作例 — 携帯ゲーム機風グリーン4色

実際に「携帯ゲーム機風グリーン4色」パレットで撮影した1枚です。単色液晶4階調まで削ぎ落とされることで、被写体のシルエットと表情が際立ち、初代携帯ゲーム機の画面をのぞいているような気分になれます。
減色なし(縮小のみ)モードや出力倍率での拡大保存にも対応済みなので、撮って出しのままSNSに投稿したり、大きく拡大して壁紙にしたりと、遊び方はさらに広がりました。